2014/09/12

29歳、焦りと不安。

何かすごいタイトル付けちゃったけど(☆。☆)


「焦りとか不安とどう向き合ってるの?」っていうお話です。


以前から聞かれることが多かったけど(自由すぎるからかな・・・)、イギリス行きを決めてからは更に聞かれるようになりましたヾ( ´ー`)


「焦りとか不安とか感じない人」みたいに思われることもあるけど、そんなことないです。
かと言って、「今焦ってます!」って感じでもない。
29歳という年齢もあって、イギリス行くことを決めるときはやっぱり色々と考えたし、「本当にこれでいいのか」っていう自問自答を何度も何度もしました。


20代の女性が言う「焦りや不安」って、「結婚」「出産」そして「キャリア(転職)」が多いのかな?


日本は特に年齢に重きを置く文化なので、数字に囚われやすい(-_☆)
まるで物心ついたときに「人生のガイドライン」を渡されて、「○歳ごろには結婚をして、○歳までには出産しているのが一般的です。転職を含め、○歳までには落ち着きましょう。そして○歳頃にふさわしい服装はこちらで、○歳になってまで○○のような服装をするのは止めましょう」みたいな事が書かれているかのよう。


私もどっぷり日本文化に浸かっていてTHE・日本人なので、年齢を無視して考えることはなかなか難しいのが現実(-_☆)


ただ一つ思うのが、「焦り」って外部的要因がほとんどな気がする。
周りから何かを言われたり、誰かと比べたりすることで、「このままでいいのかな」と焦ってしまう。
上のガイドラインの話のように、「出来れば自分もそのラインに沿っていたい」と思う人が少なくないのは、その方が安心だからよね。みんなの輪に入りたいし、そうでないと置いていかれるような気分になってしまうし。


これって、小学生や中学生の頃にあった、「○○ちゃんが入るから私もこれに入る!」ってクラブや部活を選んでいた子たちと似ているな・・・なんて時々思います。
そうなるのは、その中身よりも「周りと一緒」という安心感の方が大事だから。


27歳のとき、私にも焦りのピークがきました。
それまで、焦りとかをあまり感じることのなかった私に、異変が起きたのです。
正確に言えば、「私に」じゃなくて「周りに」。
周りがこぞって「結婚しないの?」「そろそろ見つけないとダメじゃない?」「早くこっち側(既婚)においでよ!」なんて事を言うようになってきたのです。
無意識に言っていることなんだと思うけど、それが一人じゃなくて何人かに言われると、「結婚」というフレーズはもはやスルーすることのできないものになってました。
その時の気持ちをどう表現していいか分からないけど、「結婚していない=ダメ」って言われているようで、何だかぐったり疲れちゃったのよね。


「ついに私にも焦りを感じるときが来たのかー」なんて客観的に思ってみたり。
と言いつつも、今もその時も誰かが結婚したことで焦りを感じたことはない私は、まだ浅い方だったのかも。


その後、私の焦りはすぐに引いてしまいました。
引いたというか、「いや、これ焦っても意味ないやつだ」って、焦りの感情を突き放したの。


よーく、よーーーーく考えてみると、周りに「結婚!結婚!!」って言われて焦ってみたけども、じゃあ本当に今すぐに結婚したいか?って言われると、突き詰めると答えはイエスではなかったのです。
周りにあんだけ言われて、まるで結婚していないのが悪いみたいな風に思ってしまって、「私もちゃんと流れに乗らなきゃ」って思っただけだったんですよね。
周りの望むものが自分の欲だと勘違いしちゃってたみたい。



結婚はいつか出来たらいいなぁとは思ってます(☆。☆)
したくないわけじゃなくて、これって相手あってのことですよね?
「この人と生きていきたい」って思える相手と出会えたり、「この人とならずっと笑っていたいなぁ」って思える相手と出会えたら、その時に結婚したいなぁって思ってます。
それが「周りが結婚し始めたし、そろそろそんなお年頃だから、私も結婚しなきゃ!絶対30歳までに結婚しなきゃ!!」なんて風に焦るのは、やっぱり何か違うなぁって思うのです。


焦りから解放されるための結婚って・・・なんか違う。


そんな風に言いながらも、イギリス行きを決めるときは、やっぱりすごく考えました。
29歳という数字が、重くのしかかってきたのも事実。
これからの人生について、さすがに色々と考えました。

結婚だけじゃなくて、仕事についてもそう。

だけど仕事について言えば、私は誰かと比べて「あの子はいいなぁ。恵まれてて。」って言うのは好きじゃない。

今の自分がいる場所って、過去の自分の結果で成り立ってるものです。
私が見てキラキラ輝いている子も、素敵なポジションで仕事が出来ている子も、みんな私がボケーっとしている時に違う選択をしてそれなりの努力をしてそこにいるんだと思うの。
その努力をすっ飛ばして結果だけ見て、「何であの子と私は違うんだろう…」って考えるのは、ちょっと違うかなって。

結婚も仕事も、適齢期ってある。
でもその適齢期は、みんなとの平均でもなければ誰かに決められるものでもない。
一人ひとり違うと思うの。
結婚した時がその人にとってベストなタイミングなんだと思うし、みんながみんな20代で天職に巡り会えるわけじゃない。
20代で出逢える人もいれば、40代で見つける人もいる。

焦りを糧に頑張れる人はそれで良いと思うけど、焦ってハッピーじゃなくなっちゃうのは、すごく勿体無い!って思うのです。

結婚したからしあわせ。
あの職に就いてるからしあわせ。

結婚してないから、寂しいそう。
ひとりでいるから、幸せじゃなさそう。

これは一概に言えないものです。
外からじゃ本当のところは何も見えない。
結婚しても寂しい人はいるし、憧れの職に就いても迷子になる人はいるし、結婚していなくても人生を謳歌してる人はいるし、一人でも楽しそうな人はいる。

作られたイメージに固執して本質が見えなくなりがちだけど、全ては自分次第で自分の心が決めるものだと思ってます。

ハッピーじゃなくても結婚がしたいの!っていうなら別ですが、本当の目的は「しあわせ」なはず。
それを見失いたくはないし、それは自分の手で築いていけるものだということを忘れたくはないです(。-_-。)


そんなような事を思いながら、28歳のときに「イギリスに住むかも」なんていう直感がおりてきちゃって、とんとん拍子にYMSの抽選にも通って、渡英準備をしているわけですがヾ( ´ー`)


Twitterで、「直感を信じることに不安はないですか?」という質問も頂きました。


ない!と言えば少し嘘にもなるけど、どこかで信じてるんだと思います。自分の直感を。


自分の直感を信じてるし、そこに分厚い「覚悟」を上乗せしているから、不安をあまり感じずに済んでいるのかなって思います。


今回のイギリス行きも、「あ。直感で行けってなったから、ちょいっと行ってくるわ!」なんて何も考えずに今に至っているわけではないです。
前にブログでも書いたように(その時のブログ)、何か行動を起こすときは「覚悟」をすごく大事にしているので、行動した先で思い描いていたものと大きく異なる結果が待っていても、ブレずにいられるんだと思う。


「最悪な状況も想定していく」と言うと、ネガティブに聞こえるかもしれないけど、そうではなくて。


「例えそういう結果が待っていたとしても、後悔しない覚悟はあるか」っていうことです。


良いことばかりなら嬉しいけど、そうではないのが人生。
傷つかないで生きていくことはできないし、全く転ばずに進むことだってできない。
でもね、それらを避けるためだけに安全な道を選ぶのは嫌なのです。
不必要に大変な道を選ぶ必要はないけど、自分の行きたいと思った道が少しいばらの道だったとしても、「転ぶかもしれないから」「傷つくかもしれないから」っていう理由で、「行きたい」という欲に蓋をしてしまうのは嫌なの。


ただ、それだけですヾ( ´ー`)


「傷ついた分、優しくなれる」というのは、万人に共通することではないかもしれないけど、傷つくのを恐れて前に進めなくなるのは嫌。
傷ついて初めて、似たような傷を負った人の痛みが分かるものですよね。
同じような傷を負った人に手を差し伸べる強さを持つために、自分に必要な出来事だったんだ・・・って思うようにしてます。


「直感を信じる」って、それはもう小さな成功体験を積み重ねていくことでしか得られない。
日常のちょっとした欲や直感を信じて、行動してみる。
そしてその結果が良くても悪くても、そこから何かを得ようとする。
それを繰り返すことで、直感の先に「きっと意味のあることが待っている」と信じられるようになるんだと思う。


直感を信じて行動した結果が全部大当たりだった!なんてこと、ないです。
だけど、もし良くない結果だったとしたら、「この壁にぶつかるための直感だったのかも」って思うようにしているし、もしそうならそこから何かを得ようとするので、結果的にそれすらも自分にとっての正解だったってなる☆


イギリスに行って、もしかしたら物価が高すぎて半年で帰ってこなきゃいけなくなったとしても、行ったことに後悔はしない。
その半年で得られるものはきっと多くあるはずだから。
自分が「全部無駄だ」と思えば無駄だし、小さな事からでも何かを得ようと思えば何かしら学ぶものがあるというものだと思います。


未来のことをどんなに細かく描いたところで、良くも悪くも人生は想定外に展開していくものです。
だから焦りも不安も、どんなに掘り下げたところで、得られるのは「今のハッピーではない自分」だけ。
それならば、覚悟を決めて、自分で選んだ道を、自分の手で彩っていくことを選びたい。
今回もそう思ってイギリス行きを決意しました。


モヤモヤする感情があるときは、自分と向き合うことも凄く大切だし、友達と話していく過程で答えを見つけることだってある。
私もイギリス行きを決めたときに、友達に話を聞いたり友達と話す過程で徐々に答えが見えてきました。話を聞いてくれた友達に、本当に感謝ヾ( ´ー`)


誰かや何かに幸せにしてもらおうっていうんじゃなくて、どんな状況でも幸せを感じられる人でありたい。
みんなが通る安全な道じゃなくて、自分で選んだ道を自分の手で彩りながら歩んでいきたい。


そしてその道を進んだ先に、素敵な出会いがあれば更に幸せだなと思うのであります( ´艸`)


何かを得るということは、何かを手放すということかもしれない。
だけど、失ったものを数えるよりも得たものを数えたいし、その得たものを有効に自分の人生や誰かのために役立てていきたい。
そう思ってます。


人生色んなことがあるけどね、でも、泣いても転んでも、また起き上がって笑える強さを持っていたいと思うのよ。
私にとっての10代はあまり楽ではなかったけど、だからこそ「人はまた笑える」ということを信じられてる。


また長くなっちゃったけども・・・、誰かと比べて焦ったり、まだ見ぬ未来を案じて不安になるよりも、「今の自分」をハッピーにさせる方法を考えたほうが、よほど良いヾ( ´ー`)


そして覚悟を決めて行動するならば、もう楽しむしかない。
イギリスでの生活の不安を数えたらいくらでも出てくるけど(物価の高さとか、物価の高さとか、物価の高さとか・・・)、それさえも楽しんでしまおうと思ってる。


まだまだ未熟者なわたし。
色んな事を経験して、清く強くなっていけたらいいなぁ。
そんな私のロンドン生活を、見守っていただけたら嬉しいです( ・(ェ)・)


さぁて、明日から大阪行ってきまーす♫



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待っててね!ビッグベン!!!



6 件のコメント:

  1. はじめまして!私も2014年度のYMS抽選に当選し、来年の2月から(ギリギリ)ウェールズ方面へ行く予定の者です(*^_^*)ビザに関して最新の情報を検索していて、こちらに辿り着きました。今年度当選者、そして同じ29歳女子としても本当にありがたい内容で、これからも参考にさせていただきます!

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    返信
    1. Marikoさん☆
      コメントありがとうございます!そして同じ2014年組で同い年なんて嬉しいです( ´ ▽ ` )ノ…もしかしたら早生まれの私の方が学年的には一つ上かもしれませんが(´・_・`)
      ブログ読んでくださってありがとうございます♡ウェールズに行かれるんですね!ウェールズに決められた理由とかも気になります♡また機会があったら是非教えてください(^-^)

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    2. 清香さん♪
      お返事が大変遅れました(>_<)
      早生まれということは学年は1つ先輩ですね!でもほんとに心強いです◎
      私がウェールズを選択した理由は、本当に不純な動機で、お付き合いしている彼が住んでいるのですσ(^_^;)お恥ずかしいですが、ひょんなことからイギリス行きが決まりました。でも数月前に一度観光で行きましたが、ウェールズもロンドンとはまた違う魅力的なところで、なんとか住めそうな気がしています。私もいよいよ今月から申請の準備に入ります。きっと分からないことがでてくると思いますが、その時はご相談させて頂いても大丈夫でしょうか?

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    3. Marikoさん、お返事ありがとうございます^^
      ウェールズとの遠距離恋愛だったんですね!!もうすぐ会えると思うと、ワクワクしますね(^-^)
      私もロンドンだけでなくイギリス国内を回ってみたいので、ウェールズにもいつか行ってみたいです!
      またどんな街だったのか、是非教えてくださいね☆
      申請の準備が始まると、「いよいよ・・・」って感じが出てきますよね♪私でよければ、是非いつでもご連絡くださいね(^-^)
      コメントでもいいですし、ヘッダーにある「About me」に記載しているアドレス宛にメールを送って頂いても構いません^^
      私はもう1週間が切ったので、いよいよバタバタしてきました(笑)
      そんな慌ただしい時間も、楽しみたいと思います♪

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  2. これからロンドンに来られるのですね。同い年、かもしれません。私は去年のYMSで、ロンドンに暮らし始めて1年ちょい経ちました。疲れることもあるけど、この街が好きです。朝晩はだんだん寒くなってきました。冬服多め(夏服はあまりいらない…)で来てくださいね:)

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    1. mi*さん
      コメントありがとうございます!
      渡英日まで僅かなのに実感がわかな過ぎて少し不安でしたが、miさんの「この街が好きです」というのを見て、何だかほっとしました^^
      冬服多め!ですね☆了解しました^^
      今月半ばからロンドン生活がはじまります。よろしくお願いします(^-^)

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