2014/03/30

ベトナム旅行〜タクシー利用時の注意点〜

ベトナム旅行記、やーっと最後です♫
最後は、街を回るときに利用するタクシーについて。
ベトナムでの街を回る際の移動は、タクシーが便利です(^-^)/


タクシー、バイクタクシー、シクロ、バス、徒歩・・・がありますが、今回はタクシーと徒歩だけで街をまわりました。


バイクタクシーとシクロは、街を歩いていると必ず色んなところから声を掛けてきます。
中には片言の日本語を駆使して誘って来る人も。
もちろん、みんながみんな悪い人ではないけれど、バイクタクシーとシクロはぼったくりを含め色んな被害が出ているようなので、利用する際は気を付けてください(・・;)


バイクタクシーの中では、小さなノートに日本人の「この人めっちゃ良い人だった!」って言うコメントがぎっしり載ったのを見せながら近づいてくる人や、日本のちょっと前流行った言葉などを口にしながら近づいてくる方もいます。
「おっぱっぴー」とか言ってきたり・・・・。笑



旅先で日本語を観たり聞いたりすると親近感が湧いてしまいがちですが、そこで判断するのではなく、乗る際はきちんと乗る前に値段交渉してください。
タクシーと違うのはメーターがないため、事前に値段交渉したにもかかわらず、降りるときになって値段が変わっていた・・・・という事もあるようなので、心配な方はタクシーをお薦めします。


でもタクシーについても、ぼったくり被害が多いのがベトナム。
これはホーチミンもハノイも同じです。


そして観光客は土地勘もなく、遠回りされても気づかない上に、値段の目安もつけにくいため、気づかないうちにぼったくられている・・・というケースもあるようです。
あとは、ベトナムの通貨の桁の多さに慣れず、自ら多く出してしまい、そのまま気づかないまま降りてしまうというケースもあります。


タクシーの初乗りは、1万1000ドン。
これは日本円で、だいたい52円くらいです。(2013年10月時点)
そう!タクシー、めっちゃ安いのです(☆。☆)


ぼったくりなど不安な事も多々あるけども、値段がお手頃なので、使わない手はありません!


町中には色んなタクシーが走っています。
その中でも、比較的安全なタクシー会社を利用すること。


●ホーチミンのタクシー

・Vinasun Taxi (ビナスン(又はビナサン)タクシー)
・Mai Linh Taxi (マイリン タクシー)
・VINA Taxi (ビナ タクシー)


の三つが安全と言われています。


Vinasun Taxiの車体は白。車体に書かれている番号は、3827-2727。
Mai Linh Taxiの車体は緑又は緑と白。車体に書かれている番号は、3838-3838
VINA Taxiの車体は黄色。


ビナサンタクシーのステッカーを車体に貼った偽物もいるようです。
その場合、電話番号が3827-2827と書かれているそうですが、私は実際には見かけませんでした。


●ハノイのタクシー

・Hanoi Taxi (ハノイ タクシー)
・Taxi CP (シーピー タクシー)
・Mai Linh Taxi (マイリン タクシー)


の三つが安全と言われています。


二番目のTaxi CPは、ハノイタクシーと同じグループです。
マイリンタクシーは、比較的どこの街でもあるタクシー会社です。


☆タクシーに乗る際に注意する点☆


・地図ではなく、住所を見せる。

ベトナム人は地図が得意ではないと聞きました。本当かどうか分かりませんが、運転手さんに住所を教えると、一度観ただけできちんと目的地まで連れて行ってくれていたので、むしろ地図が読めるより凄い・・・と感心したほどです(。・ω・)ノ゙


・英語は通じないと思ったほうがいい。

タクシーの運転手さんに英語を話せる人はあまりいません。
なので、英語名で○○へと伝えたり、英語表記の住所を見せても理解できないドライバーが多くいます。
観光名所であれば、ガイドブックの写真を見せるなりして行くことが出来ると思いますが、どこかのローカルなレストランであったり、少し街から離れた場所・・・となると、やはり現地表記の住所を見せるのが確実かと思います。


・ぼったくり防止カードを利用。

在ホーチミン日本国総領事館が発行している、「ぼったくり防止カード」というものがあります。
行き先(名称と住所)を記載し、タクシーに乗車の際に運転手へ見せます。見せるだけで渡しちゃダメです。フロントガラスの右上や助手席の後ろに、車体番号があるのでそれを記載し、乗ったタクシー会社をチェックします。
降りたあとも保管しておくと、何か忘れ物やトラブルがあったときに、どのタクシーに乗ったのかを特定できます。


私もこのぼったくり防止カードを印刷して利用しました。
前もって移動する場所やレストランの名称と住所を記載しておいて利用しました。
その際は、ベトナム語で記載しました。
ベトナム語、一見アルファベットみたいなのに、上や斜めに点が入ったりでちょっと難しかったです・・・。
点や線など、同じように見えて違ったりするので、正確に真似して書くことをお薦めします。
ベトナム語での住所は、ガイドブックなどを観ながら書きましたヾ( ´ー`)


ぼったくり防止カードを利用するのが面倒な場合も、ノートの切れ端などに住所を書いて見せるだけでも、目的地を伝えやすいかと思います。


ぼったくり防止カードはこちらから印刷できます。(2頁目です)



・メーターでの乗車に限る。


空港から市内までは分かりませんが、町中の移動では必ずメータータクシーのみを利用してください。
事前交渉は妥当な金額かどうか観光客が判断するのは難しいですし、ちゃんとしたタクシーは必ずメーターが付いています。
ただ、メーターが付いているから安心・・・・かと思いきや、メーターの動きを加速させるターボメーターというものも存在するそうです。
実際に法外な値段をふっかけられた方もいます。
メーターの値段がぐんぐん不自然なくらいに上昇していく・・と思ったら、口論するよりも、そそくさと「ここで降ります」と伝えて降りたほうが賢明です。


英語が出来る方や旅慣れた方に多いですが、(特に夜や人通りが少ない道での)クレームは避けた方が無難です。
密室になる車内で変に口論をし始めることはお薦めしません。
身の安全が第一。
変だな・・・と気づいたら、降りる
被害を最小限に抑えることに徹した方が良いです。
なので、メーターは気にしながら乗られると良いかと思います。


・メーターの読み方を心得る。

メーターの表示は、「11.0」又は「11」などと表示されます。
この場合、いくらという事になるのか・・・・それをきちんと知っておく必要があります。
良心的なドライバーなら問題ありませんが、中には隙あらばぼったくりたいと思っているドライバーがいることも残念ながら事実です。


こちらがメーターの料金表示を正確に読めないことを良いことに、ふっかけてくる方もいるそうです。


11.0又は11の表示は、1万1000ドンです。
決して、10万1000ドンではありませんので、注意してください。


13.5と表示された場合は、1万3500ドンです。
15.8と表示された場合は、1万5800ドンです。


悪質ドライバーの中には、ベトナムドンではなくドル表示だと言い張る人もいるそうですが、そんなタクシーはありません。
メーターの料金表示がきちんと読めれば、ドライバーにいくらかを確認することなく、降りる際に自分の方からその分のお金だけ出して降りることができます。


・降りる際は要注意。


タクシーを降りるところを狙って、ひったくりが待機している場合があるそうです。
降りる際は、きちんとお財布をしまってから慌てずに降りてください。


・基本、チップは不要。


基本的にはチップは不要とのことですが、ぴったりの金額がない場合は、少し多めに払ってそのまま運転手に渡していました。
多めに渡しても、日本円だと数十円や多くて100円だったりするくらいです。



●実際に乗ってみて。


上記のことを気を付けて乗ったせいか、ぼったくりなどの被害には遭いませんでした。
色々な旅行記やブログを見ていると多くの方がぼったくりの被害に遭っているので、かなり警戒していましたが、幸いなことにみんな良質ドライバーでした。


基本的には、上で挙げたタクシー会社にしか乗車せず、上記のタクシー会社であっても、観光名所などの出口で相手から声を掛けてくるドライバーの車には乗りませんでした。
必ず少し歩いて歩道で自分で捕まえて乗っていました。


お店でタクシーを呼んで貰うときには、どのタクシー会社が良いかをきちんと伝えないと、違うタクシー会社が来てしまう可能性もあるので注意してください。


良質ドライバーは、ぴったりの金額がなくて多めに支払うと、きちんとおつりを出そうとしてくれていました。
日本では当たり前の光景ですが、ぼったくりや悪質ドライバーが多い国では、そのような光景を見ると安心しますヾ( ´ー`)



色々と書いて不安をかき立ててしまったかもしれませんが、実際に被害に遭われている方も多くいらっしゃるので、気を付けて下さいね。


ぼったくりも悔しいですが、一番は身の安全!!
無理なことはしないよう、楽しい旅をヾ( ´ー`)


※上記は、2013年10月の情報です。




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