2012/11/13

日帰りオックスフォード。

Place: イギリス オックスフォード

「どこでもドアが欲しい」だなんて、日常生活の中で思うこと沢山ある。
それがあれば、好きなときに好きな場所へ行くことが出来る。それこそ国境なんてないも同然。



だけど、「いかに早く」を重視する日常生活の中でそんな風に思っても、やっぱり「移動時間」って必要。



それに気付かせてくれるのが、旅。



徒歩、バス、電車、船、飛行機。
移動手段によって、かかる時間も出費も違うけど、大きく違うのは、「見える景色」かもしれない。



一人での旅行のときは、とにかく歩く。
何駅も離れている場所にも、歩いていくこともしばしば。万歩計つけてたら、凄い結果が見られそうなくらい。
それは、やっぱりその土地を歩いてじゃないと見れない景色があるから。




歩いて感じる空気。通りすがる人たちの表情。都会の車のクラクションや田舎の静けさ。
歩いているからこそ感じられるものが、沢山ある。
そしてそれらは、旅には不可欠な大切な気づき。



町を歩くことで、その場所を知ることができる。
新しい発見をすることができる。
立ち止まるのも、その道を左に曲がるか右に曲がるかを決めるのも、来た道を戻ることだって、全部自分次第。
まるで人生そのものね(☆。☆)




勿論、現地で電車にも乗ります。
切符を買う機械も、切符そのものも、改札口も全部国によって違うから面白い。
電車の中の過ごし方だって、お国柄が出てたりするものだと思います。
日本で言えば、あれだけ多くの人が電車の中でスマホや携帯、ゲームをいじっているのも、もはや一種の文化でさえあると思う。



移動手段によって、見えるものや感じることが大きく変わってくる。
飛行機に乗るのも、例え12時間のフライトだろうが、私にとってはワクワクするものでしかない。



すっかり大好きになったロンドン。
今回は日帰りで、オックスフォードまで足をのばしてみました。



ロンドンから列車で一時間ちょっと。
列車でのプチ旅行です。



ロンドンに住む友達が、この日だけお仕事がお休みってことで、一緒に行けることに☆
一人旅でありながら、現地に友達がいるとこんな風に楽しめるから嬉しい(・∀・)



いつも使う普通の駅とは違って、出発の駅はそれだけでワクワクしちゃうような大きい駅。
空港も大きな駅も、旅立つ人、帰ってきた人で溢れかえる場所。
楽しい想いや、切ない想いが共存するこの場所には、人の数だけドラマがあるようで、すごく好きです。



オックスフォードまでの切符を買って、電光掲示板で出発時刻を確認。
朝ご飯用に列車で食べるパンとカフェラテを購入して、列車に乗り込みます。





窓側の席で友達と向かい合いながら座って、パンを頬張りながら外を眺める。
この日の天気は、一日中気持ちが良いくらいの晴れ。



「世界の車窓から」の気分に浸り、窓から見る景色とその時に感じた開放感は、忘れられない。
目に映るのは、緑や広大すぎる敷地にいる牛や羊たち。
感動させられるのは何も、特別な景色だけじゃない。
きっと似たような景色は日本のどこかにもあるんだと思う。
だけど違うのは、その場でしか感じられない列車の空気感や、私の「外国にいる」という特別感。そして旅行がもたらしてくれる「開放感」。


なによりも、この日の素晴らしい天気が、私の心を満たしてくれました。





オックスフォードは小さな街で、見るところがぎゅぎゅっと詰まっていて、とてもかわいらしく素敵な街でした。
ハリーポッターが好きな人には、たまらない場所だと思います。
映画で使われた食堂や図書館など、モデルとなった場所が多くあるみたい。




ってことで、コチラ!!






出ました、食堂!!!
ハリーポッター見てる人でも見てない人でも、誰でも知っている、あの食堂です!!
・・・さすがに見てない人は分からないか( °д°)



ハリー達が通った魔法学校の食堂です。
ここはモデルになっただけで、撮影された場所ではないそうですが、それでもちょっぴり感動。
ハリーポッターファンにはたまらないはず☆
私と友達はハリーポッターをかじったくらいにしか観てないので、記憶が曖昧。。。映画で使われた図書館に行っても、どの場面でどこが使われたのか分からず、私達には「ただの図書館」になってました(-_☆)



もう一度DVDで観ようかな。。



ハリーポッターみてなくても、オックスフォードは楽しめます。
可愛い街並みは、ロンドンとはまたちょっと違うかんじ。



歩いていてワクワクする街並みでした。
大好きな雰囲気や建物を見つけたら、素通りするなんてできない。
もう写真を撮ったって、目に焼き付けたって、足りない。
何ならそこのドア開けて、あたかも「住人です」って顔して出てきたい(☆。☆)



実際そんなことは出来ないけど、好きな街や風景、建物に出会ってテンション上がったときは、もう私の頭の中では、ストーリーが映像で流れ始めてたりします。




そしてオックスフォードで欠かせない場所。
クライストチャーチ。




天気が良くて、クライストチャーチが輝いて見えました☆


オックスフォードから帰る列車の中で、今度は夕日が見えました。
ちょうど日が沈む時間帯だったのもあって、敢えて夕日が見える側の席に座ったの。



真っ赤に染まる太陽が、ゆっくりゆっくり沈んでいく。
東京にいたら建物の間からしか見えない沈む太陽も、このときは遮られることなく最後まで見ることができました。



日本時間では既に夜中。
この太陽が、あと数時間後には日本に「朝」を届け、みんなの一日が始まるんだなって思うと、凄く不思議な気持ちになりました。
距離がどんなに離れていても、時差があれど、どこにいても繋がっているんだなって思えた。



だから私は空を眺めるのが好きなのかもしれない。
「繋がってる」って思えるから。



次はパリの旅行記です。
ロンドンの街が大好きになった私だけど、ロンドンの街を歩きながら、何とも不思議な感覚でした。
初めての場所なのに、「来ちゃった!」っていうテンションというより、そこにいることが当たり前であるかのような感覚だった。




そんな不思議な気持ちにさせてくれたロンドン。
きっとまた訪れる。
観光というより、住んでみたいな・・・。
いつか、また。
そのときの私の目に、ロンドンという街がどんな風に映るのか、今から楽しみです。



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