2012/08/06

Wedding.


チャペルの扉が開いた瞬間、涙が込み上げてきました。
「おめでとう」を何度言っても、何度言っても足りない。


週末、友達の結婚式に参列するため、名古屋に行ってきました。


彼女との出逢いは今から約5年前のトロント。
トロントでの生活が始まったばかりの私は、「英語がある程度習得出来るまでは、日本人とは連まない」と決めていた為、あの日少し離れたところに立っていた彼女にも、私は敢えて話かけずにいました。


そんな中、ブラジル人やメキシコ人と混じって階段に座って話していた私に、彼女は臆することなく声を掛けてきました。それが出逢い。


当時、彼女との会話は全て英語でした。
お互い頑なに日本語を話さない。当時、もしどちらかが日本語で話していたら、二人の関係は今のような形にはなっていなかったと思います。


彼女との出逢いが1ヶ月経った時に、私は別の友達と計画していた旅行に一人欠員が出た為、急遽彼女を誘いました。それまで、廊下ですれ違えば話す程度だった関係でしたが、この旅行を機に大切な大切な存在へと変わっていきました。



2歳年下である彼女は、妹のようでありながら、凄くしっかりとした姉のような存在でもあり、「友達」というよりは、どこか別の部分で繋がっているもっと濃い存在のような気がします。


そんな彼女がトロントから帰国してすぐに、病気にかかったという報告をしてきました。「お大事に」では済まされない内容に、私はすぐに名古屋へ向かいました。
そしてまた彼女が滅多にはかない弱音をはいた時も、次の日には私は名古屋の病院にいました。


「励ますため」「支えるため」・・・そんな綺麗な話じゃないです。


ただ私が会いたかった。
無償にどーしても会いたかった。ただそれだけ。


真面目で、芯があって、ひたすら真っ直ぐな彼女。
笑顔も、泣く姿も、頑張る姿も、沢山見てきました。
だからこそ、彼女からの結婚報告は本当に本当に嬉しかった。


結婚式の日。
チャペルの扉が開いて、ウェディング姿の彼女が見えたとき、色んな想いが一気に込み上げてきて、彼女の今後の幸せを強く強く願わずにはいられませんでした。


結婚式、披露宴、一つ一つの瞬間が、何だか凄く愛おしかったです。
もうまるで、嫁ぐ妹を見送る姉のような心境(-_☆)


披露宴の席では一人一人に宛てたメッセージが置いてあり、そこには私との約5年前のトロントでの出逢いは「運命だった」と、綴られていました。あの日の出逢いは、私にとっても間違いなく「運命」でした。



そして私は、彼女のブーケを頂くことができました。



ブーケトスではなく、会場である方法によって選ばれた女性8人が好きなテープリボンを一つ選び、そのうちの一つがブーケと繋がっているっていうもの。
結果、私が選んだものが、彼女が持つブーケと繋がっていました。



「繋がる」ってことば、好き。
今までの結婚式ではブーケをとった事がなかったので、人生初の結婚式ブーケに、ちょっぴりどきどきε=(。・д・。)



披露宴では旦那さんからのサプライズや、彼女から両親に向けての手紙、笑いあり涙ありの感動的な時間でした。



旦那さんとも一緒にご飯行ったり、2月には4人でコンサート行ったりしていたので、二人の最高の笑顔が沢山見れて凄く幸せでした。



大切な人の結婚式は、その人の笑顔が見れるのも凄く嬉しいけど、その人の大切な人たちに会えるのもまた、凄く嬉しい。
式に参列したみんなが、彼女にとっての大切な家族・友人であって、みんながいたからこその彼女なんだって思うと、大切な人の宝物を見せてもらえた気分ヾ( ´ー`)



彼女の笑顔が、これからもずっとずっと増えていきますように。
旦那さんも言っていたように、私もあなたの笑顔が大好きです。



こちらこそ・・・「いつもありがとう。これからも、ありがとう。」



二人の写真を載せられないかわりに、ちゃっかり私の写真が載ってますがφ(.. )



結婚式っていいね☆



いつか自分の結婚式をする日が来たら、「おめでとう」を言われる機会ではなく、みんなに「ありがとう」を伝える機会にしたい。
自分の大切な人たち、そして大好きな人の大切な人たちを一度に呼べるなんて、素敵な機会だなって改めて思いました。



いつの日か・・・:夢は膨らむばかり*:・( ̄∀ ̄)・:*:



前泊したものの、あっという間の名古屋時間でした。
それでもちゃっかり「矢場とん」で味噌カツは食べました☆


金曜日の夜、急遽国際交流パーティに参加して、1時に家に戻り2時半に就寝。
土曜日の6時に起きて、名古屋行きの支度をして重い荷物を持ちながら代官山へ。
代官山でのイベントが16時に終わり、急いで東京駅へ。
友達と合流して17時の新幹線に乗り、名古屋着いてそのまま矢場とんへ。
お腹を満たしたらすぐにホテルへ。そして20時からのサッカーをテレビの前で応援・・・・っていう。
まるで茶番劇かのようなスケジュールでした(。・ε・。)



もともと重かった荷物が、引き出物とブーケで荷物が増え、もはや家出かのように両手凄い量の荷物を持って帰りました。



重い荷物を持ち過ぎると、更に背が縮むのではないかと不安になります(☆。☆)




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