2012/07/25

ことば。


ことば。


誰かと繋がる為のツール。
意思を伝える為のツール。



何の制限もなく、口から好きなだけ出てくることば。

たかが、ことば。
されど、ことば。


同じ内容でも、使う言葉次第で受け取る印象がだいぶ変わってくるから不思議。


言葉を、ただ言いたいことが伝われば良いって思って使うのと、受け取る側がどう感じるかを意識して使うのとでは、言葉の選び方が変わってくる。


何をどう発するかで、相手をハッピーにする事も嫌な気分にさせる事も出来ちゃうのが、ことば。


店員さんは、他人かもしれない。
でも、こっちがどんな言葉を発するかで、受け取る側の気持ちは変わってくる。
どんな態度やどんな言葉を選ぶかは自分次第。
横柄な態度を取る事も出来れば、「ありがとう」を伝える事だって出来る。


次の瞬間、自分が何を発するかで、他人の気分までも変えられちゃう。
そう考えると、「たかが、ことば」だなんて言ってられない。



店員さんだって、すれ違う知らない人だって、気心の知れた友達や、つい甘えちゃう家族にだって、人生がある。感情がある。
人間だもん。


会社のビルを清掃してくれている人に、「ありがとうございます」「助かります」って伝えるのと、何も言わずに通りすぎるのでは、一秒後のその人の気分は違ってくるはず。
何も言わずに通りすぎても、その人の気持ちは何も変わらないかもしれない。
でも、「ありがとう」を伝える事で、その人の笑顔が一瞬でも見れるかもしれない。


自分に日々色んな事があるように、みんな良い日もあれば悪い日もある。


発した一つの言葉が、その人の一日を少しでもハッピーに出来る力があるなら、出し惜しみせずに、勇気を出して伝えたい。
「思ってないけど感謝の言葉を伝えよう」って事じゃない。
「思っているなら言葉にして伝えよう」って事。
もしかしたらその人にとって、その日初めての「良い出来事」になるかもしれない。


この前、近所の人と朝すれ違ったとき、「おはようございます」って声を掛けたら「おはよう、いってらっしゃい」って笑顔で返してくれたの。
「おはよう」だけでも私は嬉しかったはず。
でも、「いってらっしゃい」って言ってくれたその言葉が温かくて、心がほっこりしました(・∀・)


何を言うか。
何を伝えるか。
どう伝えるか。
どんな言葉を選ぶか。


twitterでも前に呟いたけど、エレベーターを開けておいてくれたとき、落とした物を拾ってくれたとき、「あ、すみません」って言うんじゃなくて、「ありがとうございます」って伝えると、言った方も言われた方も気分が良い気がします(。・ω・)ノ゙


「すみません」って色んな場面で使えちゃう便利な言葉だけど、感謝の時はやっぱり「ありがとう」って伝えたい。




こんなにも色んな人とすれ違う毎日。
こんなにも多くの言葉を発する毎日。


知らない人だけど、その人の一日を一瞬でも彩る事が出来るかもしれない・・・・って、素敵☆


どうせ選ぶなら、笑顔に出来る言葉を発していきたいものです(☆。☆)


今日は素敵な日でした。
明日はどんな一日だろうヾ( ´ー`)


みんなにとっても、素敵な一日でありますように☆


2012/07/19

シェアの先にあるもの。


「シェアする」。



最近この言葉が好きです。



綺麗な夕焼けを見たとき、「いいもの見たな」だけでは終われない。
「あの人に見せたいな」「みんなも見たかな」って想いが湧いてきます。



そして私は、カメラを取り出しシャッターを切る。
デジタル一眼とiPhoneのカメラで交互に。
「思い出の一枚」としてだけではなく、シェア用にもパチリ。



そのシェア心の欲を叶えてくれるのが、SNS。
撮った写真をその場でfacebookにアップするだけで、海外に住んでいる友達とさえシェア出来る時代。



一枚の夕焼けの写真を見て、「綺麗だな」って癒されてくれたら、それで嬉しい。
もしかしたら、「明日は空を見てみよう」って思うきっかけになるかもしれない(・∀・)



それは「想い」も同じ。



昔なら、何か伝えたい事があったとき、直接会ったり連絡取ったり出来る相手にしか伝える術がなかったものが、今はfacebook、twitter、そしてブログを通して多くの人に想いを伝える事が出来る。



このブログは、以前までのブログとだいぶスタンスを変えました。

ここではtwitterの140字では伝えられない事を綴っていて、先日書いた銀行退職時の事についての記事のように、実際に私が経験して感じた事を発信しシェアする事で、誰かの気付きのヒントになれば・・・と思っています。
実際、これらの記事に対しては反響があり、ブログでシェアして本当に良かったです♪
ありがとうございました(。・ω・)ノ゙

自分の経験や自分が持っている情報や知識、それが特別たいしたものではないと思っても、他の誰かからしたら凄く欲しい情報である場合もあります。
だから、出し惜しみせずにシェアしていきたい。

ネットだけでなく、普段の生活でもそう。
「良いな」「素敵だな」と思ったものは、どんどんシェアしていきたい。
好みや望んでる物、状況や心境が分かる相手なら、本を読みながら「あの人にぴったりかも」って思ったり、面白いイベントやセミナーを見つけたら「あの子なら喜ぶかも」と思って誘ってみたり(・∀・)

自分一人の経験や知識、検索では、限界がある。
でも、色んな人と色んな事をシェアする事で、自分が見えなかった景色が見えてくる。
そして同じように相手にも新しい発見をしてもらえるかもしれないし、そうであって欲しい。

前からもシェアをしていたけれど、今年になって一気に素敵な出会いが増え、色んな教えや情報をシェアしてもらう事が増えたので、私からも何かお返ししていきたいという想いと、何かシェアする事でハッピーの連鎖が生まれたら最高だなって思います(☆。☆)




シェアをした先に、だれかの笑顔があったら、それが本望です
笑顔とハッピーの連鎖。それがシェアの醍醐味かもしれません(☆。☆)
Let's share :)

写真は、facebookで私がアップした写真たちです♪


2012/07/05

退職のその後。


前回の「退職を決意したあのとき。」という記事で、銀行を辞めた時の事を書きました。


今回はその続きです。


私は上司に退職を申し出た際、辞めた後の事は何も決まっていませんでした。
なので在職中に転職活動もしました。
しかし転職活動をしながら「何かが違う・・・」と、悶々とする毎日。



そんな中、友達が留学しているオーストラリアに一人で遊びに行きました。退職する1ヶ月前のことです。
一週間の滞在を終え帰国した私は、すぐに留学に関する資料をエージェントから取り寄せました。そしてあっという間にビザ申請。



私は銀行退職後に転職を選ばず、ワーキングホリデービザを利用して海外へ行く事を選択しました。


海外へ行こうと思った大きな理由は「欲を満たす為」でした。


小さい頃からずっと海外への憧れが強く、「いつか住んでみたい!」と思っていた私でしたが、その先にちゃんとした人生設計が立てられていないと行っちゃいけない気がして行けずにいました。
でもオーストラリアに滞在している友達に会いに行った時、「きっと30、40歳になっても、海外で生活する人を羨ましいと思って生きていくんだろうな・・・」と気づき、「それじゃダメだ!」と思ったんです。



たった一度きりの人生。
こんなにも強い欲があって叶える術があるなら、それを満たしていかないと勿体ないと思ったのです。
「出来ない理由」を数えるか「出来る理由」を探すかは、自分次第だなと思いました。



オーストラリアの帰りの飛行機の中ではもう心は決まっていました。
カナダから帰国後、派遣で働きつつ転職活動をし、今は都内で正社員として働いています。


今いる場所からの一歩は凄く怖いと感じるかもしれません。


もし次の場所も違ったらどうしよう。
うまくいかなかったらどうしよう。
本当にやりたい事なのか分からない。



そういった思いも出てくるかもしれません。



でも、次の一歩が一生を左右するわけではないです。
人生いくらでも軌道修正する事は出来ます。
そしてどんなに自分が未来を描いたところで、良い意味でも悪い意味でも思い通りにはいかず形は変わっていくものです。



一歩進めば、景色が変わります。
動かなければ見えない景色があるはず。
その景色を見た時の自分が何を感じ、次にどういった一歩を踏み出したいと思うかは、実際に動いてみないと分からない事です。



人生は一本道ではありません。
常にどのタイミングにも分かれ道はあるものです。
今いる場所から一生の生き方や職を選ぼうとすると凄く難しいですが、そうではなく、一つ一つ進みながら道を作っていくのも一つの生き方です。



退職するのが答えなのではなく、悶々としている自分の心と向き合い、自分の心の声を見て見ぬフリせずにちゃんと聞いてあげる事が大切だと思います。
答えによっては、その場にとどまる事がその人にとっての幸せの場合もあれば、そうではなく次のステージへ進むことがその人の人生にとって必要である場合もあります。



私は今までの選択を一つも後悔していません。



あのまま銀行で勤めていたら、お給料も上がっていて、キャリアも積めていたかもしれない。
カナダに行かず企業に勤めていたら、今頃新しいスキルが身についていたかもしれない。



どんなに選ばなかった方の道を良いように想像してみても、私は今までの選択に悔いはありません。




何故か。



それは、「出逢い」があるから。
私が選んで歩いてきた道には、必ずそこで人や景色、色んな気付きとの出逢いがありました。
一つ一つの選択が少しでも異なれば、出逢えなかったものばかりです。
勿論、違う選択をしていたらそこではそこでの出逢いもあったと思います。
ですが、私は今自分の手元にある多くの出逢い、歩いてきて見つけた多くの気付きに、感謝しています。


一つも譲れない。
そんな思いです。




一緒に笑える仲間、刺激し合える相手、反面教師として学びをくれた人、悔しさを与えてくれた人。
何が欠けても今の私はいません。
どんな形にせよ、人生に関わってくれた事がありがたい。




何を選択するかよりも、選択した道をどう歩むかの方が大事です。
後悔する人は、どの道を選んでも、うまくいかない時などは結局後悔するものです。</p>
逆に後悔しない人は、例えどんな道でも、自分の手でその道を彩る事が出来るものだと思います。



例え進んだ道が「やっぱり違った」と思ったとしても、それは決して選択を間違えたわけではない。
「違った」と知れた事だけでも大きな収穫だと思います。
そしたらまたそこから違う道へ軌道修正をしていけば良いだけの事です。



世の中には職業でも年齢が大事になってくるものもあります。
20代でないと叶えられない夢も確かにあります。



でもそうではないものであれば、それは20代のうちで全て叶えようとしなくてもいいはず。


年齢に重きを置き、年を重ねる事をネガティブに考えがちな日本では、20代が輝きのピークかのように思われる方もいますが、そうではないはず。
定年を65歳と見たら、この先まだまだ何十年もあります。
その中で20代で天職と出逢える方もいれば、40代で出逢う方もいて当然。



20代で全ての望みを叶えようと思うから焦るのではないでしょうか。



結婚も幸せも夢への到達も、先着順じゃありません。
それが訪れた時が、その人にとっての適齢期なんだと思います。



私はこの先も模索を続け、色んな選択をしていくと思います。
時には考えて考えて、苦しむ時もあるかもしれませんが、それでもやっぱり考える事は止めたくないです。
考える事を止めてしまえば、考える前の自分のままでストップしてしまいます。
藻掻く時期は辛いものですが、それは何か分かりかけている証だと思います。
そしてそれを抜ければ、また新しい自分と出会える。
これからも前へ進む事を諦めたくはないです。



Twitterなどを通して前回のブログを拡散して下さった方、そして感想を送って下さった方、本当にありがとうございました。
6年前私が藻掻いた「次へのステップ」について、あのときも沢山沢山考えましたが、それを今こうしてシェアする事で、誰かの気付きのヒントになる事が素直に嬉しいです。ありがとうございますp(^-^)q


「今日」という一日の積み重ねが、10年後の自分に繋がるのならば、今日一日を大切に、そして今日よりも明日キラキラしていられるように、進んでいきたいものです。



それこそ、貪欲に( ̄▽+ ̄*)


2012/07/03

退職を決意したあのとき。


社会に出て、4月で7年が経ちました。


働き方が多様になった今、そして転職する事がさほどレアな事ではなくなった今、私の周りでは迷いなく働き続けている人は少ないように思います。


私自身、20歳で社会に出てからずっと模索を続けてきました。
最近では転職や辞めた時の不安などについて、メッセージなどで質問を下さる方が増えたので、こちらでまとめさせて頂きます。


私は新卒で銀行に入り、2年弱で退職しました。
質問で一番多いのは、「辞める事は不安ではなかったのか?」というものですが、当時不安がゼロだったと言えば嘘になります。
しかし、辞める時よりも、辞める事を決断する前の方が不安でした。
その頃まだ21歳だった私は、窓口で投資信託などのセールスをしていたのですが、職場環境は凄く恵まれていた方だと思います。しかし変な話ですが、その恵まれている事自体が私を焦らせる事となりました。



今ならそういった環境も快く受け入れられるのですが、21歳でこんな温かい環境にいて良いのか・・・と疑問に思っていました。
そしてその事をいつも自問自答していました。



「成長したい」という一心で、焦っていたんだと思います。




それともう一つ。
20歳で社会に出た私は、2年働いてようやく同い年の子達が新入社員として働き始める事になります。
なので、最初から銀行で働きたい!と意欲があっての入行ではなかった私は、どこかでその2年を区切りとして考えていました。



2年の間で次のステップを考えようという思いは、入行当時から変わらずありましたので、退職は私にとって予想外の出来事ではありませんでした。だけどそれでも、決断するまでは不安でいっぱいでした。



銀行という看板、そして名の通っている会社に勤めている事で得られる、社会的信用。
21歳でそれを味わってしまった私は、それを手放す事が怖くなりました。
「○○銀行の大森」ではなくなるという事が、こんなにも怖いと感じるものなんだ!という事が、自分自身で一番の驚きでした。



もしかしたら辞めてもどこにも就職出来ないかもしれない。
今よりも収入もなにもかも悪くなるかもしれない。



「それでも次に進みたいのか?」


これをずっと考えていました。


しかし、どんなに考えても、例え不安が沢山あろうとも、「辞めない!」っていう答えは私の中に出て来ませんでした。それに気付いたら、今度は「いつ辞めるか」。



銀行の一年の流れや、人事の事も考慮しましたが、私は次に行くあてもない中で支店長に「辞めます」って伝えてしまいました。今考えると無謀・・・なのか( ̄ー ̄;



でも、「このままだと流されて気付いたら3年、4年経ってました・・・ってなりかねない!」と思ったら、まず辞める事から始めよう・・・と思ったのです。何か一つアクションを起こせば、また見えてくるものがあるかもしれない。そう思いました。一種の賭けみたいなものです。



あれほど不安だった安定を手放す事も、辞める事を伝えてからはどんどん小さくなっていきました。
確かに収入等の安定は魅力ですが、私はあのまま働いていても、「心の安定」には繋がらないと確信したから辞める事を決断出来たんだと思います。




不況不況と言いますが、今の日本で(正規・非正規を問わなければ)私たちの世代で何の職にも就けないって事はないと思います。
選ばなければ仕事はあります。
指名手配中の犯罪者ですら非正規とは言え、職を得ていたという衝撃。。。




辞める時、「最悪、選ばなければ仕事はある・・・」と覚悟を決めたら、少し楽になりました。
少し極端な話になりましたが、「不況だから」を出来ない言い訳にするか、むしろチャンスと捉えるかは自分次第だと思います。


みんな同じ時代に生きているんです。
隣の人だけバブル期で自分だけ不況なんて事はあり得ない。
同じ時代に同じ国に生活していたら、みんな同じ景気の元で生活しているんです。
これが好景気時代だったら、もしかしたらもっと生きる選択肢は限られていたかもしれない。
終身雇用が破綻して、一つの会社にとどまる事が必ずしも安定の道ではないとされた今の時代だからこそ、色んな働き方、生き方がしやすくなっているのかもしれません。



仕事を辞める事、転職をした方がいいとは言えません。
仕事を辞めた事を「すごい決断だね」と言われる事もありましたが、一概には言えません。
辞めない決断をする事、一つの事を続ける事は凄い事だと思います。
でも、何か違うと思って足踏みしているなら、自分の気持ちときちんと向き合った方がいいかと思います。



そしてもう一つ。
選択肢があるという事は幸せなことです。
自分の意志で前へ進む事が出来る事は幸せなことです。
真っさらな未来を描くとき、下を向いてうつむくのではなく、どんな色を塗ろうかなってワクワクした思いで描きたい。



時代が違えば、好きでもない人と結婚していたかもしれない。
国が違えば、学校にも行けず夢も描けなかったかもしれない。
健康・五体満足でなければ、働く自由もなかったかもしれない。



その事は忘れたくないです。


何事も始めなきゃ始まりません。
そして始めるのは、他の誰でもない自分自身です。


長くなっちゃったので、続きはまた今度。
続きでは、退職してからを書く予定です☆


真面目ぶってますが、昨日から行き始めたジムのおかげで全身筋肉痛で、今は歩くのがやっとです(@Д@;


というか、今日はもう少しも動きたくない(/TДT)/


悶々として悩みがちな夜。
考えだしたら止まらなくなって眠れなくなる夜もあるかと思います。
まだ見ぬ未来、誰も知りえない未来を、ダークに描くか、明るく描くかは、自分の思考次第です。


良い夢が見れますように☆
おやすみなさい(・∀・)


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