2012/06/21

今日も誰かの誕生日。


Happy birthday to you~♪


今日もどこかでこの歌が歌われている事でしょう。
世界で最も歌われている歌は、このバースデーソングだそうです。



先週は誕生日祝いが続きました。



銀行時代の同期で今も仲良しな子の誕生日。
カナダ・トロントで出逢い、今も定期的に会っている、私の姉的存在の誕生日。
私の実兄の誕生日はメールでお祝い。
そして高校時代の友人二人が最近出産し、その小さい小さいbaby二人の誕生祝い。


私は昔から誰かの誕生日が大好きです。


年齢を重ねると自分の誕生日すら忘れるだなんて話も聞くけれど、私の頭の中には大切な人達の誕生日が沢山詰まっています。



その人がいたから笑えたこと、その人がいたから元気になれた瞬間が、必ずあったはずだから。
だから「生まれて来てくれて、出逢ってくれて、本当にありがとう」って心から想う。
出逢ったものの、合わなかった人には、「学びをくれてありがとう」。
私には直接関わりがない知らない人だとしても、その人の存在をかけがえのない存在と想っている人がいるはずだから。


銀行時代、窓口にお手続をしに来たお客様が、その日お誕生日だったりすると、私だけ内心ドキドキしていました。


誕生日なんて別にどうって事ない・・・って思う人もいるかもしれません。


でも、「誕生日はその人だけのものじゃない」っていうのが、私の持論です。


その人の誕生日を、生まれて来てくれた事を、そしてまた一つ年を重ねられた事を、心から「嬉しい」って思っている人にとっても、大事な大事な日です。


そしてその人が生きている事は、お父さんやお母さん、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんが生きてきた証でもある。


「今日」が来たように、当たり前な顔して「明日」も来るかもしれない。
でも、「明日」があると信じて「今日」を迎えられなかった人も確かにいる。


その事を忘れたくない。



同じ時代に同じ国に生まれて、縁あって出逢えた事に感謝して・・・お誕生日おめでとうって伝えたいです。
そして生まれたばかりの赤ちゃん2人には、その存在だけで周りのみんなを笑顔にしてくれている事、大きくなったら伝えてあげたいな。


例え80歳になっても、私は友達の誕生日を祝っていたい。
年を取るのに嬉しくなんかないって声も聞くけど、それでも80年生きてきて81歳の誕生日を祝える事は幸せな事。そして80年生きて来れた事自体がもう素敵な奇跡なはずだから。


年は取るものじゃなくて、重ねるものだと思いたい。
年を重ねる事を嫌だと思うのではなく、年を重ねてまた一つ階段を上れる事を誇りと思って欲しい。



今日も誰かの誕生日。
一年に一度の誕生日、一生に一度のその年の誕生日が、素敵なものでありますように・・・。



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